令和6年1月26日(金)にいきいきサロンを開催しました。
今回は落語鑑賞ということで、たくさんの方が参加されました。
壽 文寿さんです。
芸歴51年のベテラン落語家さんです。
尼崎からはるばる来ていただきました。
着物を着て電車に乗っているとたいそう目立ち、知らないおばちゃんから話しかけられて、お坊さんと間違えられた話で早速大爆笑です。
能登の地震のお話から雷の話へ。
そこから「夕立屋」という噺を披露していただきました。
龍の子どもはコタツ、というオチは本当に面白かったです。
5分ほど休憩を挟んで後半です。
笑うことはとても体に良いと医学的にも証明されているので、皆さん大いに笑って過ごしましょう、というお話の後、「縁日の植木」という噺を聴かせていただきました。
通りすがりのおじさんから縁日の日にちを尋ねられた子どもが「5日6日」と間違えて教えてしまうところから始まります。
おじさんを追いかけると「何か用か(7日8日)」と聞き返され、「9日10日」と答えて見事にオチに繋がりました。
一万年生きる亀を縁日で買ったらその晩に死んでしまい、文句を言いに行ったら「そりゃーお客さん、昨日がちょうど1万年目だったんですよ」と言われる話も。
まだまだ縁日を見て回っていると、お喋りする植木鉢を売っていて、梅や桜の鉢はちゃんと喋るのに、話しかけても何も喋らない鉢が。
「何でこの鉢は喋らないんだ」「そりゃ旦那、そいつはクチナシでございます」
最後まで楽しく聴かせていただきました。
参加された皆さんも「面白かった!」と笑顔で帰路につかれました。
壽 文寿さん、素晴らしい落語をありがとうございました!
次回のうたごえサロンは2月5日(月)です。
2月23日(金)のいきいきサロンは祝日(天皇誕生日)のためお休みです。